今回は誰でも簡単に体脂肪率を測定する方法をお話していきます!
実は,市販の体組成計だと体脂肪を測った時に誤差が大きくなる可能性があるんです。その誤差なんと、最大約8%!
市販品の中でも、超高級な体重計を使っているんだけどそれでもダメ?
ある程度、値段と性能は比例するだろうけど、市販品のほとんどは同じ仕組みで体脂肪を測定しているから、誤差は大きくなってしまうんだ。
えぇ…じゃあどうやって日常的に体脂肪率を測ればいいの…😢
今回は、どの家庭にもきっとある、とある道具を使って超お手軽に体脂肪率を測定する方法を紹介するよ‼
今回使用するとある道具とは...なんと鏡です!!
参考画像を基に,体脂肪率を推定しよう!
まずは以下の2枚の画像をご覧ください.
これらの画像は、体脂肪率に対して体の見た目がどれだけ変化するのかという参考画像です。ボディメイク界隈でかなり有名な画像で、すでに見た事あるよって人もいるかもしれません。
オランダのマーストリヒト大学が発表した研究によると、市販の体組成計(インピーダンス法)よりも、皮下脂肪をつまんで厚みを測定する方法(キャリパー法)のほうが、測定誤差が少なく優れているようだというデータが出ています。
そこで、立てられる仮説は、
くびれの有無や、血管や筋肉の分け目が浮き出る箇所を見ることによって、目視で体脂肪率を計測できるのではないか!!ということです。
それぞれの体脂肪率で現れる身体の特徴とは?
画像だけじゃわからないよ…もっと具体的な体の特徴を知りたい‼
という読者の皆様の声が聞こえてきましたので、男性を例に、各体脂肪率において身体に現れる特徴を文書化しました。
体脂肪率30%以上:明らかにおなかが出ており、血管が浮き出ている部位が無い。
体脂肪率20%前後:腹筋の割れ目がうっすら見え始めるが、横腹のぜい肉がまだ気になる。前腕や、手の甲に血管が浮き出て見える。
体脂肪率15%前後:腹筋がある程度割れた状態になる。体脂肪率8~12%の体と比べると、筋肉のでこぼこ具合が弱いが、非常に健康的な体系。上腕二頭筋に血管が浮き出ている。
体脂肪率8~12%:典型的なアスリート体型。全身の筋肉のセパレーション(筋肉の境目)が見える。腹筋がシックスパックでかっこいい。肩や胸の血管が見える。
体脂肪率3%:ボディビルダーなどの競技者が、極限まで体脂肪を落とした状態(ちなみに、脳は脂肪でできているため、体脂肪率が0%になることは無い)。全身の血管が浮き出て見える。
といった具合です。ポイントは、以下のようになります。
- 体脂肪は体の末端から減っていく(例.手の甲→前腕→上腕二頭筋→肩→胸)
- 体脂肪が減ってくると筋肉のセパレーション→血管の順で見えるようになる
私自身、太っている時期と痩せている時期を両方経験していますが、今思い返してみると、血管の浮き出具合と、腹筋の彫りの深さはいい指標になっていたなと思います。
女性の場合は、筋肉がそもそもつきにくかったり、血管が浮き出にくかったりするので、WHR(ウエストとヒップの比率)も指標の一つとして取り入れて頂けると、良いかと思います。
まとめ:鏡で自分の身体を観察して、体脂肪率を測定しよう
今回の記事では、
- 体脂肪率は、鏡でお手軽にチェックできるよ!
- 筋肉と血管の浮き出る部位を指標にするといいよ!
というお話をさせていただきました。
早速、全身が見える鏡を買うよ‼
最初は洗面所で上半身の観察から始めてもいいかもね☺
本記事が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。今後も、健康のための具体的な食事法や、具体的なメンタルケアの方法まで、細かいコンテンツに分けて情報発信を続けて参ります。
これからも一緒に、健康に関する知識を深めていきましょう!
以上、Strix Hiroでした。