ファビングとは?
ファビングとは、ズバリ「会話中にスマホを見ること」です。
「ファビング(phubbing)」は、「電話(phone)」と「無視する、軽蔑する(snubbing)」を組み合わせた造語として、2012年にオーストラリアの広告代理店McCannから生まれました。その後、McCannが行った「Stop Phubbing campaign」によって全世界に普及していきました。(1)
スマホを見ながら話す=嫌われる!?
日常生活でやりがちな「スマホを触りながらの会話」
この行為が、現代人が日常生活の中でよくやりがちな嫌われる行為になってしまっている可能性があるのです。
えーっ!!ほんとに!?
スマホをいじりながら家族と話すこととか結構あるよ??
僕は会話の途中で通知が鳴ったらスマホ見ちゃってるなぁ。。。
確かに会話している相手がずっとスマホいじっていたら、良い気持ちはしないね。
ピンときている方も、そうでない方もいらっしゃると思いますので、より詳しい情報を見ていきましょう。
会話中にスマホを触る行為=ファビング
「会話中にスマホを触る行為」のことを海外では、「ファビング」と呼びます。ファビングは、「携帯電話に注意を向けることにより、相手への意識が散漫になること、もしくは相手を無視すること」を意味する造語です。
「ファビング(phubbing)」は、「電話(phone)」と「無視する、軽蔑する(snubbing)」を組み合わせて造られました。(1)
スマホの普及と共に社会問題となっていた「携帯電話に注意を向けることにより、相手への意識が散漫になること、もしくは相手を無視する」現象を、一般的に通じる簡単な表現とするために、オーストラリアの広告代理店が2012年に造ったとされています。(2)
2012年ってかなり前から、近代的な社会問題としてクローズアップされていたんだね。
たった3分間の会話でも人間関係に悪影響が。
2018年にケント大学らが発表した研究では、会話相手がスマホを触る頻度に比例して、コミュニケーションの質と人間関係の満足度が低下したことが報告されています。(3)
この研究では、被験者に1対1での会話をイメージさせる動画を3分間視聴してもらい、その会話の中で会話相手が、下記の様子だったときに、どのような印象を持つかを調べています。
- 全くスマホを見なかった場合
- たまにスマホを見た場合
- ほぼずっとスマホを見ていた場合
この調査の結果、ファビングが増加することで、コミュニケーションの質や、人間関係の満足度の低下を招くことが明らかになりました。
会話中にスマホをいじいじされたら、自分の話に興味なさそうな雰囲気を感じるもんね。
たまにスマホを見るだけでも悪影響があるのか!気を付けるようにするよ。
まとめ:良い人間関係づくりは、熱心に相手の話を聞くことから。
今回の記事では、
という研究を紹介しました。
会話を模擬したビデオの視聴ですら、悪影響を与えるということは、家族や恋人など親しい関係の人にも悪い影響を与える可能性がありそうですね。
今回の調査を通して、「親しき中にも礼儀あり」を大切にしていきたいと改めて思いました。
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以上、StrixHiroでした。